概要説明
WordPress で画像の大きさを変えたり、テーマで大きさを足したりしたあとに、今までの画像の縮小版を一括で作り直すプラグイン Regenerate Thumbnails の使い方。使わない大きさのファイルを消す方法、WP-CLI での作り直し、注意も。
画像の大きさを変えた・足したときに作り直す
WordPress は、画像をアップロードしたときに縮小版(サムネイルなど)を作ります。あとから次のことをしても、今までの画像の縮小版は作り直されません。
- 設定 → メディア で、サムネイルや中サイズの大きさを変えた
- テーマを変えた(テーマが使う画像の大きさが違う)
- functions.php の add_image_size で、新しい大きさを足した
そんなときに、今までの画像の縮小版をまとめて作り直せるのが、Regenerate Thumbnails です。
無料・有効なサイト 100 万以上。作った人が亡くなったあとも Automattic などが引き継いで更新しています(2026 年 10 月の時点で、最後の更新は 2025 年 8 月・動作確認は WordPress 6.8 まで)。
作り直すのは縮小版だけです。メディアライブラリにアップした元の画像は残るので、大きさを決め直して何度でも作り直せます。
使い方
- プラグインを入れて有効にし、管理画面の「ツール → Regenerate Thumbnails」を開く。
- どの画像を作り直すかを選ぶ(アイキャッチに使っている画像だけ、または全部の画像)。
- 必要ならオプションを選ぶ:
- 正しい大きさのファイルがすでにあるものは作り直さない(速く終わる)
- 今は登録されていない古い大きさのファイルを消す(サーバーの容量が空く)
- ボタンを押すと、1 枚ずつ作り直しが進む。
メディアライブラリの画像ごとに、1 枚だけ作り直すこともできます。
画像が多いと時間がかかり、サーバーにも負荷がかかります。実行の前にバックアップを取り、アクセスの少ない時間に行います。作り直しはブラウザの画面で進むので、終わるまで画面を閉じないでください。
WP-CLI で作り直す・確かめた結果
サーバーで WP-CLI が使えるときは、コマンドでも作り直せます。画像が多いときは、ブラウザで進めるよりこちらが確実です。
# すべての画像の縮小版を作り直す wp media regenerate --yes # 足りない大きさだけ作る(今あるファイルは作り直さないので速い) wp media regenerate --only-missing --yes # 決まった画像だけ(ID を空白で区切る) wp media regenerate 941 1003 --yes
コマンドは WP-CLI の公式の説明にあるものです(wp media regenerate)。
確かめた結果
作業環境(WordPress 7.1)で、プラグインと同じ WordPress の作り直しの処理(wp_generate_attachment_metadata)を、画像 1 枚で試しました。
| 試したこと | 結果 |
|---|---|
| add_image_size で 320×180 の大きさを足して、作り直す | 320×180 のファイルができた |
| 元の画像 | 残っていた |
| 画像の情報(メタデータ) | 作り直したときに、新しい大きさの情報が書き足された |
試したあとは、できたファイルと画像の情報を元に戻しました。
使っていない大きさのファイルを探して消す方法や、これから作らせない設定は、別の記事(使っていない大きさの画像を探して安全に消す)にまとめています。


