WordPress の記事を SNS に流す方法は、大きく 3 つあります。記事に共有のボタンを置いて読んだ人に広めてもらう、プラグインで自動で投稿する、自分で API を呼んで投稿する、の 3 つです。どれがよいかは、手間とお金と、SNS ごとの決まりで変わります。この記事では、それぞれの向き不向きと、実際に運用して分かった気をつけることをまとめます。
1. 共有のボタンを置く
いちばん手軽なのは、記事の下に X・Facebook・LINE などの共有のボタンを置く方法です。テーマに付いていることが多く、なければ共有のボタンのプラグインで足せます。自分のアカウントには何も投稿されないので、SNS 側の設定やお金はいりません。そのかわり、広まるかどうかは読んだ人しだいです。
2. プラグインで自動で投稿する
Jetpack Social や Revive Social(前の名前は Revive Old Posts)のようなプラグインを使うと、記事を公開したときや、決めた間隔で、つないだ SNS のアカウントに自動で投稿できます。設定画面で SNS のアカウントにログインしてつなぐだけで始められます。
ただし、無料の範囲では、つなげる SNS の数や月に投稿できる数に上限があることが多く、超えると有料のプランが要ります。SNS 側の決まりが変わると、急に投稿できなくなることもあるので、入れたあともときどき投稿が続いているかを見ます。
3. 自分で API を呼んで投稿する
決まった形で毎日投稿したいときは、サーバーの cron から SNS の API を呼ぶ小さなスクリプトを作る方法もあります。投稿の文を自分で組み立てられるので、「今日の 1 語」のような決まった形の投稿に向いています。
気をつけたいのはお金です。たとえば X の API には、2026 年の今、無料で投稿できる枠がありません。投稿 1 本ごとにお金がかかり、リンクを含む投稿はリンクなしの投稿よりずっと高く設定されています。毎日リンク付きで投稿すると思ったより費用がかかるので、ふだんはリンクなしにして、週に 1 回だけリンクを付けるといった工夫が役に立ちます。始める前に、公式の料金のページで今の値段を確かめてください。
Google ビジネスプロフィールは手で投稿する
お店のサイトなら、Google ビジネスプロフィール(Google マップに出るお店の情報)の「投稿」も効果があります。記事を自動で流すプラグインもありますが、Google の API を使うには申請が要ることがあり、設定が手間です。お店の場合は、週に 1 回、実際の写真を付けて手で投稿するほうが、見た人に伝わりやすく、続けやすいと感じています。
どれを選ぶか
| 方法 | 向いている場合 / 気をつけること |
|---|---|
| 共有のボタン | 向いている場合:まずは手間をかけずに始めたい気をつけること:広まるかは読んだ人しだい |
| 自動で投稿するプラグイン | 向いている場合:新しい記事を出すたびに知らせたい気をつけること:無料の範囲の上限・SNS 側の決まりの変更 |
| 自分で API を呼ぶ | 向いている場合:決まった形で毎日投稿したい気をつけること:API の料金・鍵の置き場所(公開の場所の外に置く) |
| 手で投稿する | 向いている場合:お店の Google ビジネスプロフィール気をつけること:週 1 回など、続けられる間隔を決める |
まとめ
- 手軽さなら共有のボタン、知らせたいなら自動で投稿するプラグイン、決まった形で毎日なら自分で API
- 自動で投稿する方法は、無料の範囲の上限と SNS 側の決まりの変更に気をつける
- X の API は投稿ごとに料金がかかり、リンク付きは高い。始める前に公式の料金を確かめる
- お店の Google ビジネスプロフィールは、実際の写真を付けて手で投稿するのが続けやすい


