WordPress で SEO の設定をするなら、SEO のプラグインを 1 つ入れるのが手軽です。タイトルやディスクリプションの設定、サイトマップ、SNS で共有されたときの見え方などを、画面からまとめて決められます。
この記事では、よく使われる 4 つのプラグインを比べて、選び方と入れるときの注意をまとめます。
SEO のプラグインでできること
| できること | 中身 |
|---|---|
| タイトル・ディスクリプション | 検索結果に出るタイトル(title)とディスクリプション(meta description)を、記事ごとに決める |
| サイトマップ | 検索エンジンに記事の一覧を知らせる XML サイトマップを作る |
| SNS での見え方 | X や Facebook で共有されたときのタイトル・画像(OGP)を決める |
| 構造化データ | 記事・パンくずなどの情報を、検索エンジンが読みやすい形で書き出す |
| 検索に出さない設定 | ページごとに noindex(検索結果に出さない)を付ける |
よく使われる 4 つのプラグイン
| プラグイン | 有効なサイト | ひとこと |
|---|---|---|
| Yoast SEO | 1,000 万以上 | いちばん使われている。記事を書く画面で、SEO の点数の目安が出る |
| Rank Math SEO | 400 万以上 | 設定の項目が多く、細かく決められる |
| All in One SEO | 200 万以上 | 古くからある。このサイトもこれを使っている |
| SEOPress | 30 万以上 | 4 つの中では使っている人は少ないが、更新は続いている |
数は WordPress.org のプラグインのページの「有効インストール数」です(2026 年 10 月に確かめた)。4 つとも今も更新が続いていて、PHP 7.4 以上で使えます。
選び方
- どれを選んでも、基本の設定(タイトル・ディスクリプション・サイトマップ)は同じようにできます。迷ったら、使っている人が多く、情報を見つけやすい Yoast SEO か All in One SEO が無難です。
- テーマに SEO の設定が入っていることがあります(TCD のテーマなど)。そのときは、テーマとプラグインで同じ設定が二重にならないよう、どちらか一方で決めます。
- 有料版でしか使えない機能(リダイレクトの管理など)もあるので、必要な機能が無料の範囲にあるかを先に確かめます。
入れるときの注意:SEO のプラグインは 1 つだけ
SEO のプラグインを 2 つ入れると、タイトル・ディスクリプション・構造化データなどを、それぞれが書き出すおそれがあります。同じページにディスクリプションが 2 つあると、どちらが使われるか分からなくなります。SEO のプラグインは 1 つだけにして、乗りかえるときは前のプラグインを止めてから入れます。
乗りかえるときは、前のプラグインで設定したタイトルやディスクリプションを引き継ぐ「インポート」の機能が、たいていのプラグインにあります。
確かめた結果(このサイト)
All in One SEO を使っているこのサイトの作業環境(WordPress 7.1)で見ました。
| 見たこと | 結果 |
|---|---|
| WordPress の標準のサイトマップ(/wp-sitemap.xml) | All in One SEO のサイトマップ(/sitemap.xml)に転送された |
| 記事のディスクリプション(meta description) | 1 つだけ出ていた |
WordPress には 5.5 から標準のサイトマップがありますが、SEO のプラグインを入れると、このようにプラグインのサイトマップに置きかわります。


