WordPress のページを表示する直前の HTML を、管理画面で決めたルールで置き換える無料のプラグイン「Fstyle Final Output Replacer」を作りました。テーマやほかのプラグインのファイルを直さずに、出力される文字だけを変えられます。たとえば、プラグインが勝手に出す「バージョン番号入りの generator タグ」を消したいときに便利です。
WordPress.org のプラグインの一覧には、出力を書き換える種類のプラグインは載せない決まりがあるため、このサイトから配っています。入れたあとは、ふつうのプラグインと同じように「プラグイン」の画面から更新できます。
できること
このプラグインでできること
- ✓表示される直前の HTML の文字を置き換える(ふつうの文字と正規表現の両方)
- ✓ルールごとに有効・無効を切り替え、順番を決める
- ✓HTML のページだけに効く(REST API・フィード・XML サイトマップ・robots.txt・管理画面は変えない)
- ✓正しくない正規表現は、保存するときのチェックではじく(入力チェックあり)
- ✓新しいバージョンが出ると、「プラグイン」の画面に更新のお知らせが出て、ボタン 1 つで更新できる
使い方の例:generator タグを消す
Site Kit や All in One SEO は、ページの head にバージョン番号入りの generator タグを出します。バージョン番号が見えると、古いバージョンを狙った攻撃の手がかりになることがあるので、消しておくと安心です。管理画面の「Final Replacer」で、次のルールを「Regex」にチェックを入れて保存します(置き換える文字は空のまま)。
/<meta name="generator" content="Site Kit by Google[^"]*"\s*\/?>\s*/ /<meta name="generator" content="All in One SEO[^"]*"\s*\/?>\s*/

正規表現は PHP の preg_replace にそのまま渡すので、最初と最後を「/」などの区切りの文字で囲みます。区切りのないものは保存できません。保存したら、ログインしていない状態でページのソースを開き、タグが消えているかを確かめてください。

入れ方
- 下のボタンから zip をダウンロードする(展開しない)
- 管理画面の「プラグイン → 新規追加 → プラグインのアップロード」で zip を選び、「今すぐインストール」
- 「有効化」を押す。左のメニューに「Final Replacer」が出る
動く環境は WordPress 6.0 以上・PHP 7.4 以上です。ライセンスは GPLv2 以降です。
Fstyle Final Output Replacer をダウンロード(最新バージョン)
更新のされ方
このプラグインは、このサイトに置いた更新の案内を 12 時間に 1 回読みに来ます。新しいバージョンがあれば、ほかのプラグインと同じように「プラグイン」や「ダッシュボード → 更新」の画面にお知らせが出ます。すぐに確かめたいときは、「ダッシュボード → 更新」の「再確認」を押すと読み直します。

なお、更新の確かめはプラグインを有効にしているときだけ動きます。無効のまま置いてあるときは、お知らせが出ません。
気をつけること
- 出力そのものを書き換えるので、ルールを足したら必ず表示を確かめる。消しすぎると、ページが崩れたり JavaScript が動かなくなったりする
- ページのキャッシュを使っているときは、キャッシュを消してから確かめる
- オブジェクトキャッシュ(APCu・Redis など)を使っていて、管理画面と表のページでキャッシュの扱いが違う環境では、設定が表のページに出るまで時間がかかることがある
- ルールの追加・変更には、管理者の権限(manage_options と unfiltered_html)が要る



